不思議なアノコ.・*
side:陸
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ピピピピピピピピピ…
「…ん…。」
もぅ朝か…。
前まではそりゃもぅ朝が苦手で、ムリしてでも早起きして…
でも、今は違う。
だって、
「相変わらず早いな、椎奈。」
「えへへ。 おはよぉ、陸。」
「…はよ。」
今までよりももっと大好きな
コイツに会えるんだから。
「雀サン達も陸にあいさつして??」
「いや、俺からしに行く。」
「え?? …しに行くッて??」
「椎奈ちょっとよけてて。」
そして、椎奈が横に避けたあと、俺は椎奈のいるベランダに飛び移った。
「よッと…。」
「り…陸!?
大丈夫…??」
「あぁ。 んで、おはよう雀サン達。」
チチッと、雀達は返事してくれてるみたいだった。
「椎奈、こっち来て。」
「ん…??」
そう言うと、俺は椎奈を抱きよせ、キスをした。
「ん…ッ!! なッ…//」
「おはようのキス。
毎朝するつもりだから、忘れんなよ。」
「は…はぃ…//」