不思議なアノコ.・*
おまけ②.・*~きよしこのよる…??~
*************
季節はあっという間に変わる。
色々とあった秋も終わり、高校生活2度目の冬が始まり―…
ガラッ
「…ゔ~…さみぃ…。
てかこれ椎奈のベランダに飛び移ったら滑って落ちるな…多分。」
ベランダ氷張ってるし…。
もぅそろそろ朝椎奈のベランダに行くのは休もう。
そんなことを考えていると、
「陸ッ おはよ…ッ!!」
「はよ、椎奈。」
毎朝とびっきりの笑顔でそう言ってくれる、俺の大好きな彼女。
朝から好きなヤツを見れるなんて、これ以上の幸せは無いよな。
「…陸??
しぃの顔に何かついてる??」
「いや?? 朝からお前の顔みれて嬉しいな-ッて考えてた。」
「……ッ///
またサラッとそういう事言う…//」
「い-じゃん、マジにいつも思ってることだし??
それより椎奈、今日の夜俺ん家来るだろ??」
「うんッ!! だって初めて陸と一緒に居れるんだもん。
…陸??」
『メリークリスマス』