不思議なアノコ.・*
「…しぃが何を言うかわかってたの??」
「うん。 椎奈ずっと言いたそうにしてたから。
一緒に言ってやった。」
「も-…。」
…そう、12月25日。
椎奈と初めて一緒に過ごす、クリスマス。
「…なぁ、なんで夜からじゃなきゃ一緒に居れないの??
昼用事か何かあんの??」
「う…うん。 柚ちゃんが話したいことあるんだって-…。」
「…ふーん。
まぁ、昼は柚紀に譲ってやるけど…夜覚悟しとけよ。」
「…何をするの??」
「ん-…ヒミツ-。」
…潤んだ目をしてこっちを見てくる椎奈。
こりゃ誰でもドSのスイッチ入っちゃうでしょ←
「まぁ、柚紀と楽しんでこいよ。」
「う…うんッ!!」
…俺も用意することあるしな。