不思議なアノコ.・*
今日は休日とあって、あちこちに人・人・人…
さらには向かってくる女の子達がチラチラ陸と椎奈を見てはキャーキャー言っている。…正確に言えば"陸を見て"黄色い悲鳴をあげている。
そんなこととは知らず、なぜこっちを見られているのかわからない陸は…
…なんで皆俺らのこと見てんの??
などと、全然気付いていないのであった。
「陸、着いた…」
椎奈は陸の袖を引っ張りながら言った。
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