不思議なアノコ.・*

「うわぁ-…ッ 皆元気ですか??」

椎奈は目の前にいる犬達に話しかけた。

「…もしかして椎奈こいつらと話したことあんの??」

「はい。 みんなお友達ですッ」

そう言うと、椎奈は1匹のトイ・プ-ドルを指さした。
「この子はようやく買い手が決まったんです。 これでここのあまりおいしくないご飯ともお別れできるって嬉しがっていました。」

「ここのドッグフード不味いんだ…」

「フフッ…多分この子には合わないんですよ。隣の柴犬くんは美味しいって言ってますし… 可愛いですね。」

そう言う椎奈はとても優しい顔して笑っていた。


…俺にだってその笑顔向けてほしい。

「え??」

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