不思議なアノコ.・*
俺にとってはデ-トなんです.・*
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「陸、荷物持ってくれてありがとうございます。」
「気にすんな。俺がしたくてやったことだから…なぁ、椎奈」
「…はい??」
…結局椎奈は俺と手を繋いだことを忘れてる。
だから…思い出させることぐらい別にいいよな??
「ペットショップに入るとき、椎奈俺の手握って入ったんだぞ??
それから犬達と話してるときもずっと。 …知らなかったか??」
「…しぃが、陸の手…??」
「…お おぅ。」
途端、椎奈の顔がみるみる真っ赤になっていった。
「えッ// あ…え??//
ごッ ごめんなさいですッ
全然気付いてなかったです…ッ//
…不快にさせてしまったのでしょうか??」
シュンとなる椎奈。
…いや!
そういう風に思って言ったわけじゃねぇッ
「違うッ …俺はデ-トしてるみたいで嬉しかったんだッ//」
…って、これじゃほとんど椎奈が好きって言ってるようなもんじゃね-の!?
何言ってんだよ俺…