不思議なアノコ.・*
「椎奈ッ どうした??」

「あ… ちょっとお話があって… 一緒に帰れますか??」

「おぅッ//」

椎奈から誘ってくれるとは…
嬉しいんですけど-ッ


「…そういや、話って??」

「あ…はい。 実は…」

そう言って、椎奈がこっちを見る。
…まさか、まさか、
昨日の今日で…こッ 告白!?なわけ…//

「実は…しぃの家に高良くんが来るんです。」

ないんですよね-

…ん?? 高良??

「高良っていとこの??」

ずっと前に椎奈のおばさんに聞いたことがある。
確か今カナダにいるって…


「はい。 なんだか急にこっちに帰ってくるみたいで…しかもしぃ達と同じ学校に通うそうです。
これから陸ともお隣さんになると思うので…一応言っておきますです。」



…は??
これから??


「…ちょっと待て。
これからってことはその高良ってヤツは椎奈んちに住むのか??」


「はい。 お母さんが許可したそうです。」




…お母さんんんんんんッ!?

ってことは何だ??
椎奈とその高良は一つ屋根の下で暮らすのか??

「マジかよ…」

「…はい、マジです。
…どうしましたか、陸??」

「いや…何でもねぇけど…
…な 何でもねぇけど用心しろよッ」

「えッ!? はッ はいッ」

…コイツ本当にわかってんのかぁ??
めちゃくちゃ心配だ…
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