不思議なアノコ.・*
「まぁまぁ、そこ座れよ。」
そう言って、高良はソファーを指さした。
「はい…」
…なんだかここしぃの家じゃなくて、高良くんの家みたいに感じるのは気のせい??
などと椎奈が思っていると、高良が隣に座ってきた。
「…高良くん?? なんだか狭いです…高良くんの方もう少しスペースがあるじゃないですか…
…もっと向こうに行って下さい。」
「あ?? んなことどうでもいぃんだよ。
俺は椎奈のことよく見てぇの。 近くにいてぇの。」
「な…ッ//
…何様ですかぁ…ッ」
「高良様に決まってんだよ。
それより椎奈髪伸びたなぁ??
前髪も…切んねぇの??」
「え…?? え…??」
目まぐるしい流れについていけない椎奈。
「顔見せろよッ…っと。
…ほら、前髪切ったほうが今よりもっと可愛くなる。今も可愛いがな??」
…な 何言ってるのこの人ッ//