不思議なアノコ.・*
朝のHRが終わって、15分休み。
一斉にクラスの女子達が高良の周りに集まってきた。
「ね-ね- 高良くんって呼んでもいぃ-??」
「ずっとカナダにいたんだぁ// 英語ペラペラッ??」
「あッ じゃぁ今度英語教えて-??//」
「てか今度私と遊びに行こうよッ」
お-お-…
すげ-マシンガント-クだな-お前らww
高良まだ何にも応えてね-じゃん。
などと呑気にそう思っていると…
[グイッ]
「うおッ!?」
突然高良が陸の首に腕を回した。
「…わり-けど、俺 隣のコイツと親睦深めてぇからまた今度な。
あとお前らもうちょいゆっくりしゃべれ。
だから…席戻れよ。」
高良が女子達を睨み付けた途端、一斉に高良から離れた女子達。
こえ-よ、高良クン…
「…ッたく、日本の女はうるせ-よな??陸くんよ??」
「…俺のこと知ってんの??」
「おぅ、椎奈から聞いてるぜ。 お前と椎奈の家が隣ってことも。
…まぁ俺様にはそんなことどうだっていいんだがな??」
…おぃ、コイツ今"俺様"って言ったぞ??
「俺は岸谷 高良っつうから。
高良でいいわ。
まぁ、これからよろしくな?? 陸。」
「…あぁ。」
「ちょ-いッ!! 俺もまぜろッ!!
俺は昨哉っていうから♪
よろしくな、高良♪」
「お-、よろしく。」
3人で話していると、1時限目のチャイムが鳴った