不思議なアノコ.・*

そして5分ぐらいたって、ようやく柚紀と椎奈が来た。
「待たせたわね。 …椎奈ッ
こっちッ」

「はッ…はいッ」

椎奈も急いでこっちに走ってくる。

「柚ちゃんなんで急に屋上で…ッて、高良くん??
それに陸と昨哉くんまで…」

「やっほ、椎奈ちゃん♪
俺が柚紀と椎奈ちゃん誘ったの。」

「あ…そうなんですか??
お…お誘いありがとうございますです…」

「しい。 お前はこっちに座れよ。」

高良はそう言うと、陸と高良の間を差した。

ナイス高良!!
…っていうか今椎奈のこと"しい"って言っ「ちょっと、高良くん!? 今椎奈のことしいって呼んだ!?」

「あぁ?? 小さい頃からカナダに行くまでそう呼んでたからな。
…てかしいはやく来い。」

「っあッ はいッ//」

そう言うと、椎奈は俺達の間に座った。

…"しい"か…
正直、高良と椎奈の関係が羨ましい。
俺ももっと椎奈に近づきてぇよ…。

「…く 陸ッ…」

「ん?? …あぁ、わり。
考えごとしてた。」

「そうですか…固まってたのでどうしたのかと…」

「いや、 心配してくれてありがとな。」

「は…はい…//」

< 74 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop