不思議なアノコ.・*
そして5分ぐらいたって、ようやく柚紀と椎奈が来た。
「待たせたわね。 …椎奈ッ
こっちッ」
「はッ…はいッ」
椎奈も急いでこっちに走ってくる。
「柚ちゃんなんで急に屋上で…ッて、高良くん??
それに陸と昨哉くんまで…」
「やっほ、椎奈ちゃん♪
俺が柚紀と椎奈ちゃん誘ったの。」
「あ…そうなんですか??
お…お誘いありがとうございますです…」
「しい。 お前はこっちに座れよ。」
高良はそう言うと、陸と高良の間を差した。
ナイス高良!!
…っていうか今椎奈のこと"しい"って言っ「ちょっと、高良くん!? 今椎奈のことしいって呼んだ!?」
「あぁ?? 小さい頃からカナダに行くまでそう呼んでたからな。
…てかしいはやく来い。」
「っあッ はいッ//」
そう言うと、椎奈は俺達の間に座った。
…"しい"か…
正直、高良と椎奈の関係が羨ましい。
俺ももっと椎奈に近づきてぇよ…。
「…く 陸ッ…」
「ん?? …あぁ、わり。
考えごとしてた。」
「そうですか…固まってたのでどうしたのかと…」
「いや、 心配してくれてありがとな。」
「は…はい…//」