不思議なアノコ.・*
2人の気持ち.・*
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お昼のバトルがあって、午後の授業も終わった放課後。
「椎奈ぁ♪ 今日は私と帰りま「しい、いる??」
柚紀の言葉を遮ったのは高良だった。
「い…いますが…」
「今日、俺と帰るぞ。」
『はい??』
柚紀と椎奈の声が重なった。
「変なことじゃねぇだろ。俺と帰んの。
拒否権はねぇ。
てことで、しいもらってくから。 柚紀。」
「……ッ//」
イケメンボイスで柚紀にそう言い、椎奈と共に教室を去った。
「…やられたわ-ッ
ムカつく-ッ」