不思議なアノコ.・*
残念陸くん.・*
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学校では俺と椎奈はクラスが違う。
俺は2年2組で椎奈は2年4組。
椎奈を見かけるのは移動教室か椎奈の友人の柚紀と一緒にいるのを見るぐらいだ。
椎奈について悶々と考えていると…
「まぁ-た椎奈ちゃんのこと考えてんのかよ??」
「昨哉か…てか椎奈のこと名前で呼ぶな。 お前は春日で十分だ。」
「うわぁ-… なんだよ、独占欲むき出しじゃね-か。 てか椎奈ちゃんまだお前のって決まったわけじゃね-し。」
「……そのうちなる(小声で)」
「あ-??」
「…ッ// なんでもね-ッ//」
そう言うと俺は教室を出た。
ついでに小腹がすいていたから購買にでも行こうかと思っていたら、階段近くの窓付近に椎奈が1人で立っていた。