不思議なアノコ.・*
…ハァッ…ハァッ…ハァッ
…ッハァ…
「椎奈ッ…ハァッ…」
ようやく…椎奈の家に着いた…
俺は何のためらいも無くインタ-ホンを押した。
「はぁい…ッて陸ッ!?
どうしましたか…??汗すごいし…ハァハァ言ってます…ッ」
「大丈夫…
それよりお前、高良と帰ったのか??」
「え?? はい。」
「何か…されたりとかは…??」
「してね-よ、バカ陸。」
「たッ 高良くん??」
…はぁ、してねぇのか…良かった…
「まったく、コイツは俺様を何だと思ってんだか…なぁ?? しい??」
「…え?? えと……あッ!!
今日、しぃ夜ご飯にハンバーグ作ろうと思っているんですッ
…良かったら陸もどうですか??」
『あ??』
今度は俺と高良の声が重なった。
てか椎奈のハンバーグ…
「いいのか…??」
「はいッ 大歓迎ですッ」
…ッ//
なんだよその笑顔ッ///
「じゃぁ 上がってください。」
そう言うと、椎奈は晩飯の用意をしに行った。