不思議なアノコ.・*
「…はやく上がれば??」
「お…ぅ。」
俺と高良はリビングに向かった。
…………シ-ン
高良は俺の向かいで小説を読んでいるし…
俺何してたらいいんだ??
気まずいぜ…
そう考えていると、ボスが高良の膝の上に乗っかってきた。
「よぉ-ボス。
いい匂いに釣られてきたか??」
高良に撫でられ、ボスはゴロゴロと喉を鳴らしている。
「…そ-いや、陸。」
「…あ??」
「お前、椎奈が動物と話せるって知ってんのか??」
「あ…あぁ。 椎奈から聞いたよ。」
…高良も知ってんだな。
「それでなんかコイツ変なヤツとか、不気味って思った??」
「は?? 何言って…「いいから答えろよ。」
…高良のヤツ…急にどうしたんだ??
「俺は…そんなこと思ったこと1度もねぇ。」