不思議なアノコ.・*
「おまッ… そこ椎奈の部屋だろ!!
勝手に入んなよッ」
「うるせ-なぁ。
…んなことより、ちょっと話そうぜ。」
ベランダに座る高良。
しょうがねぇ…と思いながらも、俺も座った。
「…なんだよ。」
「あぁ…
お前、しいのこと好きだろ。」
「はッ!?//
何言って…ッ//」
「俺も、しいが好き。
ちゃんとした意味で。」
「……ッ」
なんだよッ急に…ッ
…まぁ、薄々は感じてたけど…
棒アイスの袋を開けながら、高良は話を続けた。
「陸は椎奈を好きになってからどんくらい経つ??」
「…椎奈が引っ越してきたのが去年だから…約1年ぐらい??
…どうせ、ちんたらしてんなとか思ってんだろ??」
「いや?? まだ短けぇよ。
俺、5年ぐらいたつんじゃねぇか??」
「…は??そんなに??」