不思議なアノコ.・*


あっという間に修学旅行までの日にちが過ぎ、
修学旅行前日―…


「たッ高良くん!?
なんですかその荷物は…ッ」

「何って、防犯グッズだろ??…日本のほうが性能がいいのな??
あとは着替えにとか…カップ麺もあるぜ??」

ほらよ、と得意気にカップ麺を見せる高良。

…いつの間に買っていたの??

「…じゃなくてッ∑
高良くん、しい達は京都に3泊していくだけですよ??
それに、行動する時は常に制服なので部屋着だけでいいんですッ

…あと、京都はそんなに危ない所じゃありませんッ」

高良のス-ツケ-スを見ると、防犯ベルから最新のグッズまでそろっていた。

「…あぁ、悪り。
中学んときのカナダの修学旅行はアメリカだったからよ、ついクセだな。」

ハハハと笑いながら防犯グッズを出す高良。

いったいどれだけの数の防犯グッズを持っているんだろう…と思う椎奈だった。

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