不思議なアノコ.・*
「うしッ♪
お前ら柚んとこの部屋に出発じゃ-ッ」
俺らの部屋に着いた途端の第一声。
「…お前よ??
さっきは、"オレソンナコトシネーヨ??"とか言ってたくせによ??
裏切り早くね??」
「お前ホントに外面だけはいいんだな(笑)。」
「ちょ、2人とも言いすぎない??
陸に至っては(笑)って言っちゃってるし。」
…ふと、俺は前から疑問に思っていたことを昨哉に聞いてみようと思った。
「…なぁ昨哉。」
「あぃ??」
「…お前、柚紀のこと好きなの??」
「………は??」
「あ-だからあんなに柚紀柚紀柚紀柚紀って…
陸ナイス。」
2人で納得していると…
ダダダダッ ズサッ
「おい、昨哉??」
昨哉は置いてあった布団の上にいきなりダイブしていた。
「プハッ …そうだよ。
柚紀のことめっちゃ好きだよバカヤロ-…///」
顔を真っ赤にする昨哉。
まるで恋する乙女だな…。
「お前ホントに昨哉??」
「高良くんひどくない!?
俺だって照れたりするんだけどッ!?」
「まぁまぁ昨哉。
…んで??いつから柚紀のこと好きなわけ??」
「…入学式に一目惚れ///」