ぴあす
「同じクラスみたいだね。
よろしく〜」
「…へ?クラス?」
この学校、リボンでクラス分かるの?
理解出来ずにいるわたしに、彼女は首を傾げた。
「あなた、芸能科じゃないの?」
ゲーノーカ…?
げいのうか…
芸能科…?!
「ええええぇぇぇぇ」
「あれ?違うの?」
キョトンとする女の子。
もしかして芸能科って…
こ、この尋常じゃないかわいさの彼女は…
「もしかして…何も知らないの?
そのリボン、芸能科のものだよ?
それも、芸能科の上級だよ?」