気づいてよ…
バンッ…
教室のドアを勢い良く開けた俺は教室いる全員の視線を集めた。
でも、今はそれもどうでも良い。
仲間4人が昼食を食べている教室の真ん中に足を進めた。
「…奏!」
純が1番に俺に声をかけた。
「俺…受かった!!!!」
4人に言っただけのつもりだったけど、教室にいる全員から歓声が聞こえた。
俺は更に嬉しくなった。
「奏!おめでとう!」
「松本くん、おめでとう!」
「松本最高!!!」
みんなが色んな言葉をくれた。
転校は辛かったけど、この高校で良かった。