ねぇ、先生【TABOO】
 指定された日。私は少し大人っぽい格好で懐かしい母校へと向かった。
「ちょっと気合入りすぎなんじゃない? デートじゃあるまいし」
 と、友人が茶化す程度には、お洒落に気を配っていた。

 だって、もしかしたら――。
< 3 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop