びーだま
「おーい?お二人さん?俺の存在忘れてない…?」

シュウが2人を覗きこむようにしゃがんでいた…。

「「あっ…。」」

2人の声が重なり、長い沈黙が続いた。

「そうだ!俺、お使いの途中だった(笑)お母さんにお醤油頼まれてたんだ~?んじゃまたねぇ~。」

シュウはそう言って帰って行った。

呆気にとられ、呆然としていると…


「…っ!あはははっ!限界!お使いって何?修さん、おもしろすぎる!」

そう言って杏はお腹を抱えて笑い転げるようにベンチに倒れこんだ。

オレは、そんな杏を見て…涙がこぼれた――――――――――――――

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