【短】悲観的恋愛物語
「向こうもメールこなくて不安になってたり、心配してると思うけど…」


あまりにも的確な答えに驚いた。


「和泉くんすごいね…!!何だか全部分かってるみたい」


「え!?いや、なんとなくだけどな!!」


「ありがとう。じゃあ今から送ってみようかな♪」


あたしは早く送り返したくてワクワクしてた。




「今!?えーと…もうちょっとしてからにすれば?」


「へ?何で?」


止められる理由が分からない。


「な、なんとなく!!今はダメな気がする」


何か隠してる?

顔に出やすい和泉くん。

何かおかしいことはすぐに分かった。


でも、そこまで言うなら夜に改めようって思った。
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