【短】悲観的恋愛物語
LAST
昼休みになって、ご飯を食べ終えた頃。


ブブブブ……


携帯が震えた。

バッと掴んで、メールを開く。


あの人からだ…。


ドキドキ


『決心がついた。』


たった一言それだけの文章。


「どういうこと?」


そうメールを返すと、すぐに返事が返ってきた。




『図書室で待ってる。』


図書室って?


は…?え!?


これってまさか…!!


戸惑いながらも、気が付いたら走り出していた。


う、嘘でしょ!?
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