Sales Contract
服を脱いで鏡の前に立ってみたら、ふと思った。
あたしは本当にこのままやっていけるんだろうか。
体だっていつまでも張りがある訳じゃないし、勝也くんがずっと相手にしてくれるなんて断言できない。
それに、こんな生活をしていられるのもそんなに長くはないだろう。
そのうちきっと、あたしはこの生活にも物足りなくなるかもしれない。
その時はどうすればいいの?
あたしは勝也くんに何を求めてるの…?
全くもってわからない。
そんなことを考えていると、憂鬱になってしまった。