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あたしも食器を片付けると、彼のもとへと向かった。

ベッドに入ろうとすると、突然勝也くんが起き上がった。

「どうしたの?」

「千絵さん、やっぱり一緒に寝たら移っちゃうから…今日はソファで寝るよ」

申し訳無さそうにそう言う彼を見たら、なんだか切なくなった。

「体強いから大丈夫って言ったじゃない。
勝也くんは別に気にしなくていいの」

ベッドに潜って、勝也くんに抱きついた。

「だめだってば…」

あたふたする様子が可愛い。
しばらくすると諦めたのか、あたしの肩に手を回してくれた。


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