夢なんてみるな。
来た電車で揺られ、目的の駅に。
降りて改札を抜けたら、また15位歩く。
そして着いた場所は
《大学》
少し早歩きで向かったから、到着したときは少しの息のみだれ。
それでも服の乱れはきちんとしてから校舎へ。
すれ違う友達や知り合いに、愛想笑いの挨拶。
何気ない会話をしながら、講義へ向かう。
終わったらまた今日も楽しかった《ような顔》で家へ。
待ち構えた母に作り笑いを浮かべて、少しの学校での出来事を話して。
それが、わたしの日常。
毎日毎日、
同じことの繰り返し。
別にそれが嫌でも不満でもない。
なのに、
『…どうして、こんなに退屈なの…。』