甘い毒【TABOO】
 それから、どうやって二人きりでホテルにきたのか正直よく覚えてなくて。
 
「ま、どっちでもいっか」
 ヨシトはそういうと、私の頬をその手で包み込み、唐突に遠慮なく唇を重ね舌を絡ませていく。


 いけないことだとわかっているのに、ヨシトの背中に手を回してし、その甘い毒の誘惑に負けてしまう。

「背徳感までスパイスにして濡らしちゃうなんて、いけない子だね」

 くすりと笑う、彼の囁きに、とろりと熱い蜜が身体の中から零れていくのを、どうやって止めたらいいのかまるでわからずギュッと瞳を閉じた。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Sweet Lover

総文字数/234,022

恋愛(ラブコメ)746ページ

表紙を見る
虜―ポチ 2― 【TABOO】

総文字数/991

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
イケナイ個別レッスン【TABOO】

総文字数/998

恋愛(その他)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop