イジワル男子の愛情表現
俺はリンゴを切りに部屋を出た
何とか切り終えたリンゴは最初の大きさより
半分くらいは量が減って不恰好だけど
仕方ない
俺料理とかしねぇし。
そのままそれを部屋に持っていった
しばらくたって
寝ている茉奈の様子を見ながら頭を撫でると
目がゆっくりと開いた
お、起きたか?
「んーあー!
リンゴがあるー」
俺が切ったリンゴの存在には
一目散に気付いたが、
まだ起きたばっかでいつもみたいに
言葉がはきはきしてない