イジワル男子の愛情表現


涼太は私を家の前まで送ってくれた


ああ…。
まだ離れたくない


なんで2人でいると時間がたつのが早いんだろう


私は涼太に


「ありがとう、また明日ね」

と言って家の前まで行くと

ぐいっ―。


といきなり引き寄せられた

「わっ…」


私はよろけて涼太の腕の中に収まった


「まだ返したくねぇ…。」

ぎゅっうっと強く抱きしめる

同じ事を思っていた事に嬉しくなる


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