最強な少女
「俺、さっきの奴と緋姫が恋人同士だと思って嫉妬してた。ごめん」
蓮也は、私の所に来て頭を優しく笑顔で撫でた
その表情を見ると、胸の奥がキュンッとした
そして、今度は私が俯いた
今、顔をあげれば絶対にトマトみたいに赤いって!!!
『そそそ、そだ!!!わわわ、私し、怜兄に用事があったんだ
そう言って、勢い良く立ち上がる
俯いたまま
「そか。もう少し緋姫と二人きりが良かったけど、それなら仕方ないな」
ホントに今日の蓮也は可笑しい!!!
『じゃじゃじゃ、また後で!!!』
そう言って、私はドアの方に向かった