最強な少女
「で、何でこんな寂れたトコなんだ?」
来たのは、町の外れにあるお世辞にも繁盛してそうとは言えない店
「殆どが前日予約制で、ここしか取れなかったんだよ。我慢しろ」
昂の文句に、蓮也が一括した
「ちぇッ」
『入るの?入らないの?』
「入る!」
カランカラン__
昂がそう言ったので、店のドアを開けた
開けると、響の良いベルの音がした
「Bonjour」
中で出迎えてくれたのは、少しふくよかな男の人だった
『Bonjour』
<>と《》は、フランス語だと思って下さい
語力が無いので申し訳有りません
<客とは珍しいな>
《12人です》
<承知いたしました。こちらへどうぞ>
そう言って、机同士を繋げてくれたトコに案内をされた