河の流れは絶えず~和泉編~
「ああ。」

そう、、、言った。

俺の微かな意思表示だ。

彼女は、え?というような表情をして俺を見た。

その目を見る。

わかるか、俺の気持ちが。

、、、、、そう、言いたかった。

女将さんは俺たちを見て、

「お似合いだねえ、仲良くおやりよ。」

と言って去っていった。
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