河の流れは絶えず~和泉編~
「、、、、信じらんない。」

と俺を見た。

「だから、あの中であった子達はみんな、暗黙の了解の上、他言無用なんだよ。」

「へえ~、知らなかった、、、。」

「どう?入ってみますか?」

心配になって尋ねた。

いやなら無理に入るつもりはなかった。

「、、、、入ってみます。」

おっ、なかなか度胸があるんだな。

「よっしゃ、そうこなくっちゃだわな。」

ついついうれしくなってしまって、なんだか仲間とつるんでいるようなそんな錯覚が襲ってくる。

興奮でゾクゾクしてきた。
< 31 / 183 >

この作品をシェア

pagetop