河の流れは絶えず~和泉編~
「おやおや、やっぱり来なすった。あたしの勝ちだよ、うふふ。」

、、、、、何だか訳のわからんことを呟いている。

「こんにちは。」

おばさんは俺を勝手口そばの席へ連れて行き、小声で、

「もう、上にあがって始めているよ。ご飯やお茶を持って上がる以外普段も上にはいかないから気楽におやり。」

と言いながら席をすすめてくれた。

いったん、中へ消えたおばさんはすぐまた出てきた。

見れば、盆にあんみつが2つ載っている。
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