わたしの居場所〜もうひとりの居場所〜
母さんお願いがあるんだ!

叫びに近かった。

友達から聞いたサイトに、
アクセスしてもらうよう頼む。

母さんは、はいはい、

と言って、ブログにアクセスしてくれた。

しかし、何も声がない。

しばらくして母親がやっと口を開いた。

これ、ほんとにちせちゃんなの?

おれは小さく頷く。

なんでこんなことに…?

母親は驚いた様子。

ぜんぶおれのせいだよ。
おれが告白してしまったから。

…それにしても完全に別人じゃない。

ため息混じりに、母親が言った。
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