わたしの居場所〜もうひとりの居場所〜
弐
久しぶりの再会。
だけど…
彼女はすれ違っても頭を下げるだけ。
昔みたいに楽しく話すことはない。
好きな相手か、彼氏がいるのだろうか。
いても当たり前の年齢だ…
おれもただ頭を下げるだけ。
そんなやり取りばかり繰り返し…
気がつくとお互いに受験生。
おれは何をしてるんだ?
何とかしたい、
思いを伝えたい。
でも、もうお辞儀だけがふたりの決まり。
今さら何ができる?
流れる時間に、
このままでは負けてしまう。
だけど…
彼女はすれ違っても頭を下げるだけ。
昔みたいに楽しく話すことはない。
好きな相手か、彼氏がいるのだろうか。
いても当たり前の年齢だ…
おれもただ頭を下げるだけ。
そんなやり取りばかり繰り返し…
気がつくとお互いに受験生。
おれは何をしてるんだ?
何とかしたい、
思いを伝えたい。
でも、もうお辞儀だけがふたりの決まり。
今さら何ができる?
流れる時間に、
このままでは負けてしまう。