手紙から始まった恋 <<==短編==>>

クリスマスパーティー

 どうしよう…。



 早瀬と何も約束してないや…。




 その前に、早瀬ってクリスマス空いてるのかな…?



 クリスマスは無理でも、クリスマスイブはいけるよね…?








 期待を込めて帰り道に聞いてみた。




「明日か明後日空いてるかな…?」








 早瀬から返ってきた答えはあまりにも悲しい返事だった。








「ごめん、俺バイトだ…」




 バイトか…。



 じゃぁしょうがないよね。






「ごめんね、急に言って!あ、今日は用事があるから帰るよ!明日と明後日、バイト頑張ってね?」




 それだけ言うと私はいつもなら一緒に帰るのに、一人で帰った。








 胸がズキズキするよ…。
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