手紙から始まった恋 <<==短編==>>
<<==おまけ==>>





「んー…早瀬…」


「ぷっ。寝言でも早瀬?」


 夢ん中だけでもいいから、雅人って呼んだらいいのに。



「どんな夢見てんのかなー?」



 でも、夢に俺が出てるだけで、それでいい。


 楽しい夢なら。


 那緒が笑っているなら。







 背中の小さな温もりが、愛おしいと思った。




 まだ、愛してるとは言えないけど。















「…好きだよ……」








 <<END>>
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