本棚に、秘密



愛し合うと言うには荒々しく、

行為と言うには丁寧なそれ。


彼の気まぐれでしかないこの行為は、私に一瞬の快楽と罪悪感を与える。

余韻なんて欠片も無い快楽とは裏腹に、罪悪感は積もっていく一方だ。


それでも気づかないふりをして、私はまた彼に翻弄される。

私は、悪い女なのだろう。





< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Melty Kiss
櫻井愛/著

総文字数/3,358

恋愛(純愛)8ページ

表紙を見る
内緒のコト
櫻井愛/著

総文字数/997

恋愛(キケン・ダーク)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop