ひな*恋
頭の中で把握してる調理マニュアルのレシピを思い出しながら、必要な食材をあれこれカゴに入れると結構な量になった。
さすがに業務用の半加工品は売ってないわけだから、似たようなものを選んだりしてね。
(うーん、だけどちょっと買いすぎたかなぁ。
1食分ずつ作ろうと思ったら、1つ1つの材料が少しでいいんだもんなぁ)
「これで全部?」
「ん…。むしろ逆に、余りそうかも」
「あぁ、いいっていいって。
じゃ、会計してくるね」
あれも食べたい これも食べたいって言うから、ついいろいろカゴに入れちゃったんだけど…。
レジのおばちゃんが1つ1つ食材のバーコードを通し、合計額がどんどん上がっていく。
1000円を超え、2000円を超え、とうとう3000円台に!
「以上で、3980円になります」
ひゃーっ
4000円近くになっちゃったぁ!
だけど何の躊躇いもなく財布から5000円札を取り出して支払いを済ませた慎吾くんは、会計の済んだ買い物カゴを抱えて不思議そうに私を見た。
「ひな、どうしたの?」
「ごめんなさいっ
お金、結構かかっちゃったみたいで」
普通は自炊する方が安上がりになるものなんだけどね。
でも種類をたくさん作ろうと思ったらいろんな食材を必要とするから、結果材料費が高くついちゃったんだ。
あーん。
これなら、うちで惣菜買った方が絶対安くついたよぉ!
さすがに業務用の半加工品は売ってないわけだから、似たようなものを選んだりしてね。
(うーん、だけどちょっと買いすぎたかなぁ。
1食分ずつ作ろうと思ったら、1つ1つの材料が少しでいいんだもんなぁ)
「これで全部?」
「ん…。むしろ逆に、余りそうかも」
「あぁ、いいっていいって。
じゃ、会計してくるね」
あれも食べたい これも食べたいって言うから、ついいろいろカゴに入れちゃったんだけど…。
レジのおばちゃんが1つ1つ食材のバーコードを通し、合計額がどんどん上がっていく。
1000円を超え、2000円を超え、とうとう3000円台に!
「以上で、3980円になります」
ひゃーっ
4000円近くになっちゃったぁ!
だけど何の躊躇いもなく財布から5000円札を取り出して支払いを済ませた慎吾くんは、会計の済んだ買い物カゴを抱えて不思議そうに私を見た。
「ひな、どうしたの?」
「ごめんなさいっ
お金、結構かかっちゃったみたいで」
普通は自炊する方が安上がりになるものなんだけどね。
でも種類をたくさん作ろうと思ったらいろんな食材を必要とするから、結果材料費が高くついちゃったんだ。
あーん。
これなら、うちで惣菜買った方が絶対安くついたよぉ!