ひな*恋
陽が長い夏場は、早いうちから主婦たちでごった返す、惣菜屋さん。
だけどそんなピークも過ぎて閉店間際のラスト1時間になると、会社帰りのリーマンたちは必ず同じくらいの時間に足を運ぶの。
だってどんなに陽は長くても、会社の勤務時間は変わらないもんね。
「ありがとうございます。お気を付けてお帰り下さいねっ」
今日は珍しくメイクアップした私なんですよ!
…と意気込んでレジをやっていても、お客さんの反応は特別変わった様子もなしっ
別に褒めてほしいとか、そんな事は期待しちゃいないんだけどね。
だけど化粧なんて結局してもしなくても変わらないんだったら、面倒な分しない方が楽かもしれないなぁ。
…なんて!
いつまでもそんな事ばっか言ってたら、どんどん女子力下がっちゃうよねっ
そしてオトナな女になれないまま、きっとオヤヂ化しちゃったりして…
「こんばんは」
「ゎあっ!
す すみませんっ
いらっしゃいませ、こんばんはっ」
なんてバカな事を考えてたら、目の前に来たお客さんに気付かずにボーっとしていた。
いけない いけないっ
今は仕事中だよっ!
だけどそんなピークも過ぎて閉店間際のラスト1時間になると、会社帰りのリーマンたちは必ず同じくらいの時間に足を運ぶの。
だってどんなに陽は長くても、会社の勤務時間は変わらないもんね。
「ありがとうございます。お気を付けてお帰り下さいねっ」
今日は珍しくメイクアップした私なんですよ!
…と意気込んでレジをやっていても、お客さんの反応は特別変わった様子もなしっ
別に褒めてほしいとか、そんな事は期待しちゃいないんだけどね。
だけど化粧なんて結局してもしなくても変わらないんだったら、面倒な分しない方が楽かもしれないなぁ。
…なんて!
いつまでもそんな事ばっか言ってたら、どんどん女子力下がっちゃうよねっ
そしてオトナな女になれないまま、きっとオヤヂ化しちゃったりして…
「こんばんは」
「ゎあっ!
す すみませんっ
いらっしゃいませ、こんばんはっ」
なんてバカな事を考えてたら、目の前に来たお客さんに気付かずにボーっとしていた。
いけない いけないっ
今は仕事中だよっ!