ひな*恋
「…どうした、ヒナ坊」
「…………………っ」
ノソノソと固い表情のまま厨房に戻ってきた私に、久保店長が心配した。
「さっきのお客さん、何か言ってきたのか?」
「へぇぇっ!?
な 何も言われてませんよぉ!!」
そんな久保店長に思い切り否定したものの、多分顔は真っ赤になっていたと思う。
て言うか、むしろ今から言われるんだと思いますっ!
「…ヒナ坊、お前顔が怖いぞ」
「元々です!」
だけど、どうしよう!
今までの事を考えると、イチゴバラさんが私に話したい事ってまさか………愛の告白…とかじゃないよねっ!!
ひゃーっ
まさかまさかぁ!
だってそんな、イチゴバラさんみたいな高校生のお父さんが、同じく高校生みたいな顔の私に恋愛感情なんてわくかしら…っ
でも考えてみたら、中年のクセして私にナンパをしてきたおっさんだっていたわけだし…?
「…あの、久保店長」
「何だ?ヒナ坊」
「例えば久保店長は、私と恋愛したいって対象に見れますか?」
「どうしたヒナ坊!?
儂と一緒にネオン街に消えたいってのか?」
そこまで言ってませーん!!
て言うか、ネオン街には何があるんですかーっ!!
そんな冗談は置いといて。
本当、どうなんだろう…っ
「…………………っ」
ノソノソと固い表情のまま厨房に戻ってきた私に、久保店長が心配した。
「さっきのお客さん、何か言ってきたのか?」
「へぇぇっ!?
な 何も言われてませんよぉ!!」
そんな久保店長に思い切り否定したものの、多分顔は真っ赤になっていたと思う。
て言うか、むしろ今から言われるんだと思いますっ!
「…ヒナ坊、お前顔が怖いぞ」
「元々です!」
だけど、どうしよう!
今までの事を考えると、イチゴバラさんが私に話したい事ってまさか………愛の告白…とかじゃないよねっ!!
ひゃーっ
まさかまさかぁ!
だってそんな、イチゴバラさんみたいな高校生のお父さんが、同じく高校生みたいな顔の私に恋愛感情なんてわくかしら…っ
でも考えてみたら、中年のクセして私にナンパをしてきたおっさんだっていたわけだし…?
「…あの、久保店長」
「何だ?ヒナ坊」
「例えば久保店長は、私と恋愛したいって対象に見れますか?」
「どうしたヒナ坊!?
儂と一緒にネオン街に消えたいってのか?」
そこまで言ってませーん!!
て言うか、ネオン街には何があるんですかーっ!!
そんな冗談は置いといて。
本当、どうなんだろう…っ