ひな*恋
「と とにかく!
私は慎吾くんの彼女なわけじゃないんだからっ
もうここにも来るつもりないのっ
じゃあね…っ!!」
そう言うと、私はクルリ踵を返して帰ろうとした。
だけど、彼女なわけじゃないって自分で言って、ちょっとだけ傷付いたな。
だってついこの間までは、私は慎吾くんの彼女なんだろうなって自惚れていたから…。
「待ってよ、ひな!」
「わわっ」
と突然、またしてもグイッと腕を引っ張られ、私の身体は慎吾くんの座るソファへと尻餅をついた。
「ヒドいよ、ひなぁ。
ひなは俺の事キライなの?」
「ひゃ…っ」
そのまま私は慎吾くんに抱き寄せられ、ギュウッと身体が密着した。
(あ………っ)
重なった身体と身体が熱くて、と同時に慎吾くんの息までもが首もとにかかりドキンと胸の奥が跳ねた。
「俺は、ひな好きだよ。
ひなと、ずっと一緒にいたい」
「し 慎吾くん…っ」
私は慎吾くんの彼女なわけじゃないんだからっ
もうここにも来るつもりないのっ
じゃあね…っ!!」
そう言うと、私はクルリ踵を返して帰ろうとした。
だけど、彼女なわけじゃないって自分で言って、ちょっとだけ傷付いたな。
だってついこの間までは、私は慎吾くんの彼女なんだろうなって自惚れていたから…。
「待ってよ、ひな!」
「わわっ」
と突然、またしてもグイッと腕を引っ張られ、私の身体は慎吾くんの座るソファへと尻餅をついた。
「ヒドいよ、ひなぁ。
ひなは俺の事キライなの?」
「ひゃ…っ」
そのまま私は慎吾くんに抱き寄せられ、ギュウッと身体が密着した。
(あ………っ)
重なった身体と身体が熱くて、と同時に慎吾くんの息までもが首もとにかかりドキンと胸の奥が跳ねた。
「俺は、ひな好きだよ。
ひなと、ずっと一緒にいたい」
「し 慎吾くん…っ」