ひな*恋
私だって美味しいものは作りたいんです!
作り終えた惣菜はみなプラスチックパックに詰めて、グラムを計って値札を付ける。
それを今度は、夕方のピークに合わせてズラリと陳列していくのだ。
「ねぇ、クリームコロッケまだないの?」
「えっ、あっ、いらっしゃいませ!
えぇと、もう出来てるんで、今ご用意しますっ」
陳列棚の厨房側のドアから出来上がった惣菜を並べていると、その開いたドア越しに声をかけてきたお客さんがいて私は慌てて対応した。
何がそんなに気に食わないのか、ブスッとした表情で他の惣菜もジロジロみている中年のおばちゃん。
不特定多数の人が利用するお店ではあるけれど、そういったタイプのお客さんに当たるのは正直…苦手だったりするんだよね。
もちろん、人の良いお客さんもいるんだけれど。
それを今度は、夕方のピークに合わせてズラリと陳列していくのだ。
「ねぇ、クリームコロッケまだないの?」
「えっ、あっ、いらっしゃいませ!
えぇと、もう出来てるんで、今ご用意しますっ」
陳列棚の厨房側のドアから出来上がった惣菜を並べていると、その開いたドア越しに声をかけてきたお客さんがいて私は慌てて対応した。
何がそんなに気に食わないのか、ブスッとした表情で他の惣菜もジロジロみている中年のおばちゃん。
不特定多数の人が利用するお店ではあるけれど、そういったタイプのお客さんに当たるのは正直…苦手だったりするんだよね。
もちろん、人の良いお客さんもいるんだけれど。