ひな*恋
それからまた今日も夕方ぐらいになると、今晩のおかずを求めて主婦たちでごった返してくる。
…あれ?
だけど気のせいかな。
今日は早い時間から主婦たちだけじゃない、若い子たちまでこのデパ地下を彷徨いてるのを見る。
制服を来た女の子が母親と一緒に惣菜を見たり、友だち同士で「一緒に食べよう」なんて言ってコロッケを買って行ったり。
あれあれ?
キミたち、学校はどうしたんだい?
「ヤッホー、ひな」
「わっ
…いらっしゃいませ」
などと思っていたらそれは彼も同じで、いつもより早い時間帯にアイツは私の前に現れた。
「え~?名前は慎吾だってこないだ教えたじゃん!
何で仕事モードで話すの?」
「…今、仕事中ですけれども」
コイツもコイツで相変わらずの軽さに、私の方が動揺しちゃいそうになる。
最近の若い子は、公私混合が当たり前だと思ってるんだろうなぁ。
…あれ?
だけど気のせいかな。
今日は早い時間から主婦たちだけじゃない、若い子たちまでこのデパ地下を彷徨いてるのを見る。
制服を来た女の子が母親と一緒に惣菜を見たり、友だち同士で「一緒に食べよう」なんて言ってコロッケを買って行ったり。
あれあれ?
キミたち、学校はどうしたんだい?
「ヤッホー、ひな」
「わっ
…いらっしゃいませ」
などと思っていたらそれは彼も同じで、いつもより早い時間帯にアイツは私の前に現れた。
「え~?名前は慎吾だってこないだ教えたじゃん!
何で仕事モードで話すの?」
「…今、仕事中ですけれども」
コイツもコイツで相変わらずの軽さに、私の方が動揺しちゃいそうになる。
最近の若い子は、公私混合が当たり前だと思ってるんだろうなぁ。