my teacher


私は赤くなる頬を隠しながら言った。
「先生のバカ…っ」

弱々しく、小さな声。
説得力の欠片もない。



「はいはい。
さぁ、古橋も並んでこい。」



また軽く流された…



「はーい。」


私は慌てて瑠実を追いかけた。
私たちは軽く生徒指導の先生に睨まれたけど、ギリギリ大丈夫だったのか、怒られることはなかった。




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