曼珠沙華



いつの間にか
予鈴のチャイムが
鳴り響き




午後の授業が
始る




屋上のドアから
教員が駆けつけたのは
しばらく経ってからの事



煙草の吸殻



僕の目の前に
座り込む
見た事もない
教員



何を言っているのか
わかりません


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