ねぇ、好き。下


「誰か…助けて…」





桜花たちは笑っている。





「誰が助けに来ると思ってんの?」


「バカだね」


「ウザい」


「おバカさん」







あたしは、だんだん悲しくなってきた。



あたしは、泣いた。



これでもかってほど、泣いた。
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