ねぇ、好き。下


「…それが嫌だったら…桃花が生き返るまで、頑張ることよ…」





「…そうだな」






「…桃花、頑張ってこの世に帰ってきてね。姫、待ってるからね」




彼女は、あたしにそう言った。




きっと、あたしじゃなくて…


桃花という1人の女の子に対して…。
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