ねぇ、好き。下


「凛…千尋…晴くん…彼方くん…幹也くん…ありがとう」




「よかった」

みんな頷く。



「あたし、幹也くんと千尋の言葉で帰って来たんだ」





「え?」







「三途の川にね、イルカやお魚たちがいたの。幹也くんの言葉、意味わからなかったから生きて帰って聞こうと思ったの」




「そっか」







「凛、ただいま」






「おう、お帰り」





「晴くん、彼方くん、ありがとう」



「おう」
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